最新:AB1790(カリフォルニア州の「Water’s Edge(水際選択方式)」廃止法案)は、現在 “審議継続中で、下院委員会を通過した段階” です。まだ最終可決・成立には至っていません。
■ 現在のステータス(2026年5月時点)
● 下院歳入委員会を通過済み
- カリフォルニア州議会下院の歳入委員会は、AB1790 を2026年4月27日に通過しました。
- これにより、法案は次のステップである下院本会議 → 上院委員会 → 上院本会議へ進む見通しです。
● 委員会での審議延期の記録もあり
- LegiScan の記録では、2026年5月14日時点で委員会審議が延期されたとされています。 (※これは別の委員会段階の動きで、法案が止まったわけではありません。)
■ 法案の内容(簡潔)
AB1790 は、 「Water’s Edge(水際選択方式)を2028年に廃止し、多国籍企業に全世界合算課税を義務付ける」 という大きな税制変更を含む法案です。
■ 影響と背景
● 影響
- 多国籍企業(日本企業を含む)の税負担が大幅に増える可能性。企業によっては、カリフォルニア州向けの法人税負担が“数倍”に跳ね上がる、レベルです。
- 申告書作成負担(コスト)は、確実に大幅増。特にグローバル子会社が多い企業は、申告書作成負担(コスト)が大幅に跳ね上がることが予想されます。
● 賛成側の主張
- 「大企業の租税回避を防ぎ、州の財政赤字を補うため」 追加税収は年間30〜40億ドルと見込まれる。
● 反対側の主張
- 国際課税の整合性、二重課税、企業流出リスクなどを懸念。 産業界や各国政府(日本・韓国など)が反対意見を提出。
■ 今後の流れ
法案成立までの主なステップは以下の通り:
- 下院本会議での採決
- 上院歳入委員会での審議
- 上院本会議での採決
- 州知事(Gavin Newsom)の署名
民主党が上下院で多数を占め、知事も民主党のため、可決の可能性は比較的高いと報じられています。 (※ただし、最終的な成立はまだ確定していません。)
